昨日より1級4年生は,ABSの実習を行っています!
ABSとはアンチロックブレーキシステムの事で,最近の自動車には必ずと言っていいほど装着されています。
ABSの役目などについては ⇒ コチラ!
実習車はエアコン実習でも使用した ホンダ アコード です! 最近アコードは使用頻度が高いです!
今日は実習車にてABSの構成部品の取り付け位置の確認やABSの電子制御部分の正常な信号電圧などの確認を行いました。
学科授業でABSは習ったばかりなので, 今度は実習車にて確認するって感じです。
でも明日から早速ABSの故障探求を行う事になっているので,みんな真剣に実習車にて復習していました!
ワザとらしく回路図を読んでる H君! 「大丈夫なのかぁ~!」
測定電圧の予想後は,各信号電圧などの電圧測定です!
「手を入れにくいです!」 (M君談) 「バッチリです!」(K君談)
「予想してた電圧じゃないっ~」 「マジメにやってますよっ!」
(Y君談) (U君談)
みんな一生懸命がんばっています!
タイヤを手で回していますが・・・
ABSの重要なセンサである 『車輪速センサ』 の信号波形をオシロスコープにて測定していたのです。
速くタイヤを回すほど波形の波が細かくなって電圧も高くなるのが良く分かります!
こちらはアコードと同じABSのシミュレータです。
実際の車輪速度信号の代わりにファンクションジェネレータ(発振器)で擬似信号をECUに入力して,ABS制御(実際にブレーキ油圧制御)している時の電圧波形などを観測する事ができます。
ちなみにGIAオリジナル教材です!
実際のクルマでこの波形を観測するには,本当にクルマを走らせて急ブレーキを踏み,ABSを作動させている最中じゃないとこの波形を観測する事はできませんが,シミュレータがあれば簡単です!
明日からは故障探求です!
『頑張ります!』
GIA 新潟国際自動車大学校のHPへGO!