GIA卒業生から驚きの報告が!!
『日本人初の快挙!!』
👏✨👏✨👏✨👏
『ル・マン24時間レースにメカニックとして参戦する』そんな夢を掲げ、今も活動を続ける卒業生 木村さん。
国内外のいろいろなチームのレースメカニックを経験し、思い描いた『夢』を掴むため、1歩1歩進み続けてきた木村さんの今をインタビューさせてもらいました。
モータースポーツ科 卒業
木村 祥吾(きむら しょうご)さん
GIAを卒業後、初めてメカニックの仕事に就いたのは『チームルマン(Team Le Mans)』でした。
そこから『株式会社 セルモ(CERUMO)』へと移籍をしながら、日本最高峰のスーパーGTやスーパーフォーミュラで数多くの経験を積みました。
夢を追って海外へ
目標である『ル・マン24時間レースのメカニック』に近づくため、所属していたレーシングチームを辞めて2017~2018年の2年間、フリーランス(1つのチームに所属せず、自身で営業をして仕事を獲得)のメカニックとして活動しました。
その間、「アジアン・ル・マンシリーズ」や「マカオグランプリ(マカオGP)」など、日本のチームからメカニックとしての依頼をうけ、年間6~7種類のレースを掛け持ちしながら、さまざまな知識や技術、レースの経験を積んでいきました。
ベルギー行きを決断
フリーランスで活動を始めた1年目の2017年、アジアで活動中にベルギーに拠点がある「Boutsen Ginion Racingブーツェン・ジニオン・レーシング」のエンジニアと知り合いました。
その翌年2018年、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラのメカニックとして活動しているときに、WTCR世界ツーリングカーカップのために来日していた彼と再会しました。彼と話をする中でベルギー行きを決断、2019年から「ブーツェン・ジニオン・レーシング」のメカニックとして活動しました。
▼Boutsen Ginion Racing での活動中の写真
ヨーロッパでの活動
ブーツェン・ジニオン・レーシングは、ベルギーに拠点を置き、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ参戦しているチームです。
このチームでまずはメカニックとしてスタート、2年目にはチームメカニックへと昇格しました。
サーキットでのレース活動が主となりますが、日々のメンテナンスや部品管理など、細かな業務まで任されているのでとてもやりがいがあります。
このチームで、2021年まで3シーズンを過ごしました。
▼Boutsen Ginion Racingレース車両 BMW M6 GT3
▼メンテナンス風景
サスペンションダンパー
ホイールナットのチェック(細部まで摩耗、損傷がないかを確認)
夢のル・マン24時間レースへ
2022年の今年、ドイツ・ケルンにあるTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH(TGR-E)へ移籍することが決定。
『ル・マン24時間 WEC(世界スポーツカー選手権)ハイパーカークラスメカニック』として世界を転戦中!
日本人で初めてこのチームに所属できたのは、ブーツェン・ジニオン・レーシングのエンジニアや仲間たちからのたくさんの後押しがあったからです。
これからも夢の実現に向け、日々活動していきます。
自分の『夢』
その『夢』が多くの人達からのサポートや自分の行動によって『実現』へ近付く姿に感動しました!✨✨✨✨
一言で「カッコイイ!」😆😆😆
貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました!😊😊