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1級4年 故障診断実習No2

お知らせ

今回も4年生のエンジン故障診断の様子を見てみましょう!
前もこのブログでエンジン故障診断についてお伝えしましたが・・・

前回の故障診断の実習内容に比べると故障箇所の難易度が上がっています!!
今回もヴィッツのベンチエンジンを使用しています。。。
それでは、『エンジンは始動するが、すぐにエンストしてしまう』という故障現象についてみてみましょう!

外部診断器DST-2には 『イグナイタ2系統』 と表示されています。
これはヴィッツのベンチエンジンの2番シリンダの点火装置に異常が発生している事を意味しています。。。

まずは2番シリンダのスパークプラグから正常な点火火花が飛んでいるか点検します!
写真だと分かりにくいですが火花は飛んでいませんでした。。。

『火花が飛ばないって事は・・・?』 点火系の回路図をみて不具合箇所を絞り込んで・・・

狙い定めて測定します・・・
「あれ・・・?」
「予想した電圧値が出ない???」
「もしや・・・!」

さらに測定を進めてみると・・・ 「そうか・・・、そう来たか・・・」
故障箇所が判明しました!
故障箇所は2番シリンダのイグナイタ(火花を作る装置)へ入力される点火指示信号線のショートでした!!
前回の故障診断より難しいぞっ!
こんな感じで今回は5設問の故障診断にチャレンジしてもらいました!

『俺は全部出来たけどねっ!』
次回に続くかも・・・
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