各学科の先生が授業や専門知識などについて
独自の目線でレポートしてくれます!
ぜひ、進路研究に役立ててください😤
今回は・・・
2級自動車整備学科の小亦先生から🚘
今日はインテーク・マニホールドについて
ご紹介します👩🔧👨🔧
※インテーク・マニホールドとは?
空気をエンジン内部へ送り込むパイプのこと
上記写真はピストンが縦に一直線に並ぶ
一般的な直列4気筒エンジンです!
下から見るとこんな感じ🧐
ピストンが4個なのでインテーク・マニホールドも
4本に分かれてます🤗
ここを通ってエンジン内へ
空気が送りこまれるんですよー!
さて、このインテーク・マニホールドも
直列4気筒エンジンのものなのですが・・・
ん?なぜか空気の通路が8本?
途中には謎のバルブまで😶
※開閉するシャッターみたいなもの
これが開いたり
閉じたりするのですが
これは「可変吸気装置」と呼ばれるもので
エンジンの状況によってバルブが開閉します!
エンジンの体積効率(どれだけ効率よく空気を吸い込めるか)は
インテーク・マニホールドの長さや径に大きな影響を受け
一般的には
✅低速回転域では「長い」「細い」
✅高速回転域では「太い」「短い」
が有利とされています📝
ただ、金属は状況によって形を変えることができないため
このような装置を用いて
✅低速回転域はバルブを閉じることで
実質的に細いマニホールドとして
✅高速回転域ではバルブを開くことで
太いマニホールドとして
体積効率を高めています😤💨
※もちろんすべてのエンジンに使用されているわけではありません!
最後におまけ!
近年は軽量化のために
このような樹脂製のインテーク・マニホールドが
主流となっています😊
今回はちょっと難しいお話でしたが
GIAで学んでいるリアルをお届けしました~~!
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